小樽 深夜にたむろする若者を撃退?
『私たちは、カラスではないぞ』という言葉が出てきそうな雰囲気もするが、そうではない。都心で行われたある公園での試みだ。若者たちが深夜に集まることが多く、苦情が相次いだことより、実験として行われたことだ。それは、『モスキート音作戦』。
以前から『モスキート音』という言葉は知っていた。それは、高周波音で蚊(英語でモスキートという)が飛ぶように聞こえることが語源の言葉です。テレビドラマやクイズ番組などでも取りあげられたからご存じの方も多いでしょう。
この音は、通常、20代前半までの人だけが聞き取れるとされ、我々大人には何にも聞こえないのだ。テレビでやっていた放送で、実験的に出してもらった音も、残念ながら、私にはまったく聞こえなかった。年齢が高くなると高い周波数が聞こえづらくなるそうだから、やむを得ない。
ところが、若者でも聞こえない人もいるようだ。それは普段から、耳を酷使し過ぎている人に多いようだ。寝ても覚めてもイアホンをつけて、大ボリュームで音楽を聞いていると、鼓膜や音を聞き分けるセンサーの役割をする部分がいかれやすいのかもしれない。
そういえば、昔、大音響をながすクラブやディスコで踊った後、引き上げる時には、鼓膜がおかしくなっていることを経験した人もいるのではないでしょうか。あれと同じで、ずっとあれが続いている状態では、鼓膜もセンサーもいかれてしまうだろうと想像ができますね。
さて、この『モスキート音作戦』、英国の企業で開発された装置を設置し使ったそうです。これは、40m先まで音が届き、住宅街近くの公園に設置して実験したところ、一定の効果があったらしい。
ところが、逆の騒ぎにもなっているという。それは、自分がその音を聞き分けられるかどうかを、わざわざ、深夜、その公園へ出向き聞いてみるという人が、日に数十人以上もいるというから困ったものだ。
いずれにしろ、この実験は賛否両論なのだそうです。『根本的解決にはならない』とか、『無条件に若者を追い出すのはいけない』、『別の場所に移るだけ』という意見もあれば、『夜中に安心して出かけられる』ようになったとか、『静かになりぐっすり寝られる』などの意見があったそうです。
それより、あるかどうか知らないが、カラス向けのモスキート音を、退治用に使えればおもしろいのになあと考えるのですが、どうなのでしょうか?
この時期、ヒナを育てている親カラスは、人を威嚇することも多く、いやな思いをしている方も多いと思います。防御方法は、幼稚園児やピカピカの一年生が、横断歩道を渡る時にする動作、手をまっすぐ上に上げるだけでいいそうです。カラスは羽にぶつかるのを嫌がり、近づかないらしい。しかし、街中ではそれをやるとタクシーが停まってしまうから、どうしていいものやら。悩んでしまいます。
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